手術による根本的な治療
カントン包茎の危険性
カントン包茎は包皮の先端部分が狭いことが理由で、亀頭を露出させることや包皮を下げた後に戻すことが難しい状態にあります。そのため常に包皮がかぶっていたり、陰茎が締め付けられてしまうことがあるため、仮性包茎や真性包茎とは異なり最終的には男性機能を失う恐れもあるものなのです。
世の中には包茎に関する民間療法的な治し方が紹介されていることもありますが、カントン包茎の場合はそういった民間療法で完治させることは非常に困難です。様々な治し方を試してみても、結局は時間と費用を浪費するだけの結果に終わってしまいます。
放置して症状が良くなることもないため、手術による根本的な治療を行ってカントン包茎を完治させることが大切です。個々の状態によって適切な手術方法や費用が異なることもありますが、クリニックでは無料でカウンセリングを行っていることも多く、まずは相談してみましょう。不安を解消してくれるはずです。
手術によるカントン包茎の治し方
手術によるカントン包茎の治し方は、患者にとっては他の包茎手術と大きく変わることはありません。カウンセリングと診察で患部の状態を確認し、個人に合わせた最適な治療法で治してくれます。主に背面切開法や亀頭直下埋没法が挙げられますが、患部の状態や治療にかけられる予算、さらにはクリニックの推奨する方法などによって適切な治療法が変わるためよく相談して決めるようにしましょう。いずれの方法でも、カントン包茎の最大のデメリットとなる陰茎の締め付けは解消し、性的機能や日常生活の質が改善されます。
術後は適切な衛生管理を行い、感染症の予防を行います。包皮を切った傷口はすぐに縫い合わされますが、術後しばらくは傷口が開きやすく、細菌が発生してしまう可能性もあります。毎日の洗浄や通気性のよい下着を着用するなど衛生意識を高く持ち、さらにクリニックによる予後診察でしっかりと完治させることが求められます。
まとめ
カントン包茎は放置したままだと男性機能の喪失など重大な結果を招いてしまう恐れがある症状です。長期間にわたって放置したり民間療法などの治し方に頼るのではなく、手術による根本的な治療を行って完治させることが大切です。
手術は大きな決断となりますが、長期的な健康を考えると早めに行っておくべきものです。クリニックのカウンセリングを活用してしっかりと手術プランを相談し、完治させることが最良の方法だと言えます。